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網膜静脈閉塞症の治療

〇網膜静脈閉塞症とは

眼の奥にある網膜の血管(静脈)が詰まったり、狭くなったりすることで血液の流れが悪くなり、出血する病気です。黄斑部と呼ばれる網膜の中心部に出血するとむくみをきたしてゆがみや視力低下を自覚します。

 

発生の要因として

  • 加齢
  • 喫煙の影響
  • 高血圧

などが影響するといわれています。

 

〇網膜静脈閉塞症の治療について

これまでは血流のない閉塞範囲にレーザー治療を行ったり、目の奥の手術(硝子体)を行うこともありましたが、2013年に網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫に対して抗VEGF薬の適応が認可されて以降、黄斑浮腫を伴う症例に対しては、抗VEGF薬(ルセンティス®、アイリーア®)の硝子体内投与が行われるようになりました。

但し、閉塞範囲が広いものや、硝子体出血をきたしている症例に関してはこれまで同様にレーザー治療や硝子体手術を併用することもあります。

現在当院では硝子体注射に関しては行っておりませんが、網膜出血や黄斑浮腫の有無を確認する機器を導入しており、必要に際して処置可能な病院への紹介を行っております。

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